幕末に探検家として活躍した「松浦武四郎」が名付け親とされる。
それまでは「蝦夷地(蝦夷島)」と呼ばれていた地に日本の名称を付けることになり、候補として挙げられた「北加伊、日高見海北、東北、海島、千島」の中から「北加伊」が選ばれた。
この「北加伊」が「北海」に変更され、行政単位の「道」と組み合わせて「北海道」となった。(「加伊」は蝦夷地の先住民であるアイヌ民族の自称名だったとされる。)
「蝦夷地」は「和人地」の対義語で「異民族の地」という意味があったため、日本の地名に改称することは国内・国外(特にロシア)に対して「北海道は日本に属する」ことを宣言する意味もあった。